【200冊目】 石沢篤郎  『コンピュータ科学と社会科学』 大月書店 (1987年)

もし、情報社会の思想的意味を考えてみたいという読者がいれば、そして語り口の上手さのみでよしとする風潮になじめぬ人がいれば、この本をすすめたい。マルクス主義者の書いたものとしては柔軟な発想で、ソフトウェアやネットワークや情報の意味を論じている。ただし、マルクス主義特有の用語やレトリックを気にしないで読みすすむ覚悟はいるが。

初出失念」