【濫読:548】 芥川真澄(監修)新三人の会(著)『日本の音楽家シリーズ:芥川也寸志』

 「やぶにらみの音楽論」(FM放送)と「祖国の山河に」(歌声運動)で育った世代にとっては楽しい読み物。
 秀逸な話は「シラミの歌」。「ソラ、ソラ、シラミ。ドラ、ドラ、シラミ。ミレド、ミレド、シラミ、シラミ」この軽妙な歌は芥川也寸志と団伊玖麿とが敗戦直前に作曲したよし。私はこの話をほかのドキュメントでも読んだ記憶がある。団の『パイプの煙』だったかな。それにしても、あの時代のシラミの跳梁はひどかった。
   YAMAHA music media (2018)刊行